通 勤 電 車

                                              作 丑汰老

いつもの朝、いつもと同じ通勤電車、この電車にゆられて会社に向かう。

ロングシートの座席に深く腰掛けたまま、うとうとするのもいつもことである。
しかし今日は全く予想もしていなかった失敗をしてしまった。

人の動くざわめきと発車のベルに「はっ」と目覚めた。

「しまった!降りる駅だ!!降りなきゃ!!」

手提げカバンを手に急いで席を立って扉に向かって駆けた。

あと少し・・しかし次の瞬間、大勢の人々が乗り込んできた。
多人数の人の波には勝てず車両の真ん中に押し戻されてしまった。

電車は超満員のすし詰め状態となり思わず両手を万歳の格好でつり革を掴んだ
そのままの格好で全く身動きできない。

「しまったー!!・・遅刻だぁ」
私は悔やんでも悔やみきれないほど後悔していた。
「電車の中で寝過ごして遅刻しました」なんて会社に報告するのもマヌケである。

そんな私の重い気持ちとはうらはらに電車は私の降りるはずだった駅のホームを車窓に
流しながら軽快に走り出した。

あきらめながら、ふと周りを見回すとこの満員状態、若い女性ばかりである。
真正面、右斜め前、左斜め前の子はいずれ身体はこちらにむけて顔は伏せていた。
右横、左横、雰囲気から想像背後もすべて女性みたいである。

車両の中は女性のムンムンした匂いであふれかえっていた。

なんで女の子ばかりなんだろう。この先に女子大でもあるんだろうか?
男にとって自分で降りる駅から先は未知の領域だったのである。

目の前には数センチのところに向かい合って女の子の顔があるので視線の置き所に困り
上を向いて視線をそらしていた。

女ばかりの車内、ムンムンした匂い、故意か偶然か電車が揺れるたびに前後左右から押し
付けられる豊満な胸。

自然とアソコガむくむくと元気になってきた。
「ヤバイ・・・」

そのときスラックスの上をさわさわ撫でているような感触があった。
「偶然だろうか?」「誰の手だろう?」

もちろん周囲には若い女の子しかいないからその中の誰かの手であるはずなのだが、
これだけのすし詰め状態では無数の女性の手が彼の周囲にあり、その中のひとつが偶然
彼のスラックスに触れていると考えるのが普通である。

しかし、その触れている感触に耐えられず、彼のモノは確実に膨張しつつあった。
そのうち、その手は、すっかりふくらんだアソコをスラックスの上から大きさを確かめるか
のようになぞりはじめた。

ここまでくると偶然ではないことを確信した。しかし彼の頭の中は「き・気持ちいい」・・・
という気持ちでいっぱいだった。

やがて、その手はなぞるのをやめてスラックスの前のほうをゴソゴソしだした。
「なにしてるんだろう?・・・・」

やがてその手はスラックスの中に入り込んできた。
「チャックを下ろしたのか?」少々焦る男。

そして、なんとその手はブリーフも難なく突破してスラックスの前からアソコをつまみ
だしてしまったのだ。

女性で満員の車内で下半身を露出している男、それは変態としか言われようがない。
彼は真っ青になって動揺した。

とりあえず下半身を確認しようと視線を落とそうとした瞬間、真正面の女性の胸を覗き込む
ような感じになってしまった。
すると女性と視線がバッチリあってしまった。
女性のが身長が低いので見上げるような、睨み付けるような感じで彼を見つめている。

彼はまたふっと視線を上方にずらした。

彼のアソコを引っ張り出したのは背後からの手である。ということは正面の女性は偶然乗り合わ
せた客である。もし真正面の自分の下半身が露出しているとわかったら大声で叫ぶだろう。
そうなったら有無をいわさず逮捕されてしまう。ここは大事にならないようにしなくては。


つり革を掴んでいる両方の手のうち片方でも下ろせたら自分で露出してしまったアソコを戻し
ファスナーを閉めることもできるのだが、自分の顔より下は真正面も側面も女性の身体が密着して
いる。そんなところに手をもぐりこませるのもまた自殺行為だった。

なにしろ自分は下半身丸出しなのである。ひっそりと機会をうかがい、チャンスがきたら何気なく
もとどおりに戻すしかない。

彼の焦りも問題とせず、その手は完全に勃起してしまったアソコをゆっくりしごいている。
包皮を軽く握って前後にシコシコと、そして時折手のひらで握ってはまたシコシコとくる。

彼は快感を必死で押し殺していた。ただ鼻息だけが荒くなっていった。
そして彼にはまた別の焦りが生じていた。

「ヤバイ・・どうしよう、このまま射精してしまったら正面の子の服にモロにかけてしまう」
最悪の事態を避けるために彼は顔を真っ赤にして耐えていた。目を閉じて踏ん張っていた。

しかしその手のテクニックの前には彼の我慢も無駄だった。
時おり、先っぽ手のひらの内側でクリクリ刺激したかと思うとカリの裏側を優しく擦り、包皮を
軽く握ってゆっくり、あるいは激しくしごいた。

そしてついに彼の限界がきた。
心の中で「う〜っ・・・」と大きく叫ぶと同時に頭の中が真っ白になり謎の指にしごかれながら
大量に放出してしまった。

謎の手はドクン、ドクッと脈動する彼の肉棒からしたたる白い液をさらに搾り取っている。
そのたびに彼のひざは快感にガクガクと震え、「うっ」「あっ」と心の中で呻き快感にあえいでいた。

「ついに出してしまった」彼は次に起こるべき大騒動を予想して彼は絶望の中に立たされいた。

しかし、以外にも周囲は沈黙のままだった。「ゴトン」「ゴトン」という電車の音だけが聞る。

彼は下半身に神経を集中してみた。彼の肉棒にはティッシュのような物が充てられているようだった。
どうやらその中に大量に発射したようだ。
彼は少し安心した。
あとはその手が自分の肉棒を元通りスラックスの中に戻してファスナーを閉めてくれれば何事もなかった
ように収まると期待したのである。

しかし、その手はいまだ彼の肉棒をもてあそんでいて、スラックスの中に戻してくれる気配は全くない。
それどころか、精液によって濡れて滑りやすい彼のアソコを再びシコシコしだしたのである。

「お、おい」心の中で叫んだ。
放出直後の肉棒は敏感である。彼は膝をガクガクさせながら腰はつりそうになって快感地獄に喘いだ。

一度は柔らかくなりかけた肉棒は早くも最高膨張状態に復帰しつつあった。

思わず、彼は腰を少し右にひねった。するとその淫手から逃れることができた。
と、思ったのもつかのますぐに右方向から手に捕らえられた。

また避けるために今度は左に腰をひねった。しかし今度は左方向から手に捕らえられた。
「えっ?」「手はひとつでない?」彼の頭の中は混乱した。

彼の肉棒は3本ぐらいの手によって弄ばれていた。いやもっと多いかもしれない。
それぞれの手がさすったり、しごいたり、握ったり、やりたい放題にやっている。

いくら腰をひねっても淫手から逃げられない事を彼は悟った。

そして彼に2度目の絶頂が訪れた。
「ううーっ」「ああっ・・」目を閉じて声を必死で押し殺しながらも彼の頭の中は再び真っ白になった。
いまにも膝から崩れ落ちそうになったが必死で踏ん張っていた。
「ドクン」「ドクッ」「ドクッ」脈動を頭の中で感じて大量に放出していることを自覚する。

さっきと同じくティッシュのようなものに包まれている感触がするので少しは安心する。

そして放出を終えた彼のモノに再び手が群がる。おそらく肉棒は精液まみれのヌルヌルテカテカ状態だろう。
放出直後の敏感な肉棒、彼の快感地獄が続き彼は確実に弱っていく。

その弱った獲物を捕らえるかのように手がさらに増えたような気がする。
それぞれの手の感触が違う。ざらざらした手、柔らかい手、湿った手、長い指、太い指、よく動く指。
数本の手と数十本の指で彼の肉棒はこねくりまわされ弄ばれていた。

3本・・いや4、5本?の手ということは周囲の4〜5人は・・・囲まれている?
パニックにおちいりながらも確実に絶頂へと向かっていった。
複数の指によって与えられた快感に肉棒はこれ以上にないくらい勃起し赤黒くなっていた。

「うんっ、うーっ」彼は3度目の絶頂を向かえついに快感に負けそのまま意識が遠くなった。


 つづく・・・ 



動画 アダルト動画 ライブチャット